FP2 / 2020年1月 / 問23公表解答どおり

金融資産運用2019年10月1日時点の法令に基づく出題です

2020年1月 FP2級学科 問23

各種債券の一般的な特徴に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

  1. 1仕組債は、一般に、相対的に高い金利が設定されている半面、通常の債券に生じる信用リスクなどに加え、契約条項により償還金額が額面金額を下回るリスクなどがある。
  2. 2転換社債型新株予約権付社債は、発行時に決められた転換価額で株式に転換することができる権利が付いた債券である。
  3. 3他社株転換条項付債券は、対象となる株式の判定日における株価によって、額面金額で償還されるか、株式で償還されるかが決まる。
  4. 4リバース・デュアルカレンシー債は、購入代金の払込みおよび利払いが円貨で、償還金の支払いが外貨で行われる。

正解と解説AI解説

正解 肢4

本問の論点

仕組債、転換社債型新株予約権付社債、他社株転換条項付債券、デュアルカレンシー債といった各種債券の特徴を問う問題である。最も不適切な記述を選ぶ。

正解の根拠

デュアルカレンシー債は、払込みと利払いが円貨、償還が外貨となる債券である。リバース・デュアルカレンシー債は償還と利払いの通貨を入れ替えたもので、払込みと償還金の支払いが円貨、利払いが外貨となる。肢4は払込みと利払いが円貨、償還が外貨と述べており、これはデュアルカレンシー債の説明であるため、不適切である。よって、正解は肢4。

各肢の検討

肢1:仕組債は高い金利の半面、償還額が額面を下回るリスクもあり、適切。

肢2:転換社債型新株予約権付社債は決められた転換価額で株式に転換できる権利付きで、適切。

肢3:他社株転換条項付債券は判定日の株価で償還方法が決まるため、適切。

肢4:リバース・デュアルカレンシー債は払込みと償還が円貨、利払いが外貨であり、記述は誤り。

一言まとめ

デュアルは償還だけが外貨、リバースは利払いだけが外貨とセットで覚えるのがコツである。

一問一答各肢の正誤

  1. ○肢1仕組債は、一般に、相対的に高い金利が設定されている半面、通常の債券に生じる信用リスクなどに加え、契約条項により償還金額が額面金額を下回るリスクなどがある。

    仕組債は高い金利が設定される半面、信用リスクに加えて契約条項により償還金額が額面を下回るリスクがあり、記述は正しい。

  2. ○肢2転換社債型新株予約権付社債は、発行時に決められた転換価額で株式に転換することができる権利が付いた債券である。

    転換社債型新株予約権付社債は、発行時に決められた転換価額で株式に転換できる権利が付いた債券であり、記述は正しい。

  3. ○肢3他社株転換条項付債券は、対象となる株式の判定日における株価によって、額面金額で償還されるか、株式で償還されるかが決まる。

    他社株転換条項付債券は、判定日の対象株式の株価により、額面金額で償還されるか株式で償還されるかが決まり、記述は正しい。

  4. ×肢4リバース・デュアルカレンシー債は、購入代金の払込みおよび利払いが円貨で、償還金の支払いが外貨で行われる。

    リバース・デュアルカレンシー債は、購入代金の払込みと償還金の支払いが円貨で、利払いが外貨で行われるため、記述は誤り。

出典:日本FP協会 2級ファイナンシャル・プランニング技能検定学科試験 2020年1月 問23 を加工して作成。本サイトは非公式の学習サイトです。

解説は2019年10月1日時点の法令に基づきます。基準日以降の改正が反映されていない場合があります。本サイトの解説は学習補助を目的とし、税務・投資・法律に関する助言ではありません。

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