金融資産運用2023年4月1日時点の法令に基づく出題です
2023年9月 FP2級学科 問23
表面利率が0.5%で、償還までの残存期間が8年の固定利付債券を額面100円当たり101円で購入し、購入から5年後に額面100円当たり100円で売却した場合の所有期間利回り(単利・年率)として、最も適切なものはどれか。なお、手数料、経過利子、税金等については考慮しないものとし、計算結果は表示単位の小数点以下第3位を四捨五入するものとする。
- 10.17%
- 20.30%
- 30.37%
- 40.50%
正解と解説AI解説
正解 肢2
本問の論点
既発の固定利付債券を途中で売却した場合の所有期間利回り(単利・年率)を計算する問題である。年あたりの利子に、売買差損益を所有期間で割った額を加え、購入価格で割るという公式を使えるかがポイントとなる。
正解の根拠
所有期間利回りは「{表面利率+(売却価格-購入価格)÷所有期間}÷購入価格×100」で求める。額面100円当たりの年利子は0.5円、101円で購入し100円で売却したため差損は1円で、年あたり0.2円の差損となる。これらから利回りは約0.297%、四捨五入して0.30%である。よって、正解は肢2。
各肢の検討
肢1:0.17%は計算結果と一致せず、不適切。
肢2:計算結果の0.30%と一致し、適切。
肢3:0.37%は計算結果と一致せず、不適切。
肢4:0.50%は表面利率そのもので差損を反映しておらず、不適切。
計算過程
年利子=100円×0.5%=0.5円
年あたり差損益=(100円-101円)÷5年=-0.2円
所有期間利回り=(0.5円-0.2円)÷101円×100≒0.297%→0.30%
一言まとめ
利回りの分母は「額面」ではなく「購入価格」。差損は所有期間で割って年あたりにする。
出典:日本FP協会 2級ファイナンシャル・プランニング技能検定学科試験 2023年9月 問23 を加工して作成。本サイトは非公式の学習サイトです。
解説は2023年4月1日時点の法令に基づきます。基準日以降の改正が反映されていない場合があります。本サイトの解説は学習補助を目的とし、税務・投資・法律に関する助言ではありません。