リスク管理2018年10月1日時点の法令に基づく出題です
2019年5月 FP2級学科 問12
死亡保障を目的とする生命保険の一般的な商品性に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。なお、特約については考慮しないものとする。
- 1逓減定期保険は、保険期間の経過に伴い所定の割合で保険料が逓減するが、保険金額は一定である。
- 2特定疾病保障定期保険は、被保険者がガン、急性心筋梗塞、脳卒中以外で死亡した場合には、死亡保険金は支払われない。
- 3終身保険の保険料は、被保険者の年齢、死亡保険金額、保険料払込期間など契約内容が同一の場合、一般に、被保険者が女性である方が男性であるよりも高くなる。
- 4変額保険(終身型)は、一般に、契約時に定めた保険金額(基本保険金額)が保証されている。
正解と解説AI解説
正解 肢4
本問の論点
死亡保障を目的とする生命保険について、逓減定期保険、特定疾病保障定期保険、終身保険の保険料、変額保険(終身型)の保証内容という四つの商品性を問う問題である。特約は考慮しない。
正解の根拠
変額保険(終身型)は、特別勘定の運用実績によって保険金額や解約返戻金額が変動する。ただし、死亡保険金については、契約時に定めた基本保険金額が最低保証されている。したがって、基本保険金額が保証されているとする肢4は適切である。よって、正解は肢4。
各肢の検討
肢1:不適切。逓減定期保険は、保険期間の経過に伴って保険金額が所定の割合で逓減し、保険料は一定である。肢の記述は逆になっている。
肢2:不適切。特定疾病保障定期保険は、特定疾病(ガン・急性心筋梗塞・脳卒中)で所定の状態になったときに死亡保険金と同額が支払われ、それ以外の原因で死亡した場合にも死亡保険金が支払われる。
肢3:不適切。女性は男性より死亡率が低いため、他の条件が同一なら終身保険の保険料は女性のほうが安い。
肢4:適切。死亡保険金に基本保険金額の最低保証がある。
一言まとめ
逓減定期保険は保険料が一定で保険金額が減る。変額保険は死亡保険金に最低保証がある、と覚える。
一問一答各肢の正誤
×肢1逓減定期保険は、保険期間の経過に伴い所定の割合で保険料が逓減するが、保険金額は一定である。
逓減定期保険は、保険期間の経過に伴って保険金額が逓減し、保険料は一定である。保険料と保険金額の説明が逆になっている。
×肢2特定疾病保障定期保険は、被保険者がガン、急性心筋梗塞、脳卒中以外で死亡した場合には、死亡保険金は支払われない。
特定疾病保障定期保険は、特定疾病以外の原因で死亡した場合にも死亡保険金が支払われるため、支払われないとする記述は誤りである。
×肢3終身保険の保険料は、被保険者の年齢、死亡保険金額、保険料払込期間など契約内容が同一の場合、一般に、被保険者が女性である方が男性であるよりも高くなる。
女性は男性より死亡率が低いため、契約内容が同一なら終身保険の保険料は一般に女性のほうが安くなり、高くなるとする記述は誤りである。
○肢4変額保険(終身型)は、一般に、契約時に定めた保険金額(基本保険金額)が保証されている。
変額保険(終身型)は、運用実績で保険金額等が変動するが、死亡保険金には契約時に定めた基本保険金額が最低保証されている。
出典:日本FP協会 2級ファイナンシャル・プランニング技能検定学科試験 2019年5月 問12 を加工して作成。本サイトは非公式の学習サイトです。
解説は2018年10月1日時点の法令に基づきます。基準日以降の改正が反映されていない場合があります。本サイトの解説は学習補助を目的とし、税務・投資・法律に関する助言ではありません。