リスク管理2019年4月1日時点の法令に基づく出題です
2019年9月 FP2級学科 問13
個人年金保険の一般的な商品性に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
- 1外貨建て個人年金保険は、年金を円貨で受け取る場合、為替相場の変動によっては、年金受取総額が既払込保険料相当額を下回ることがある。
- 2変額個人年金保険は、保険料を特別勘定で運用し、その運用実績によって将来受け取る年金額や解約返戻金額が変動する。
- 3個人年金保険(有期年金)の保険料は、被保険者が同年齢で、基本年金額や保険料払込期間、年金受取開始年齢などの契約内容が同一の場合、個人年金保険(確定年金)よりも高くなる。
- 4個人年金保険(終身年金)の保険料は、被保険者が同年齢で、基本年金額や保険料払込期間、年金受取開始年齢などの契約内容が同一の場合、被保険者が女性である方が男性であるよりも高くなる。
正解と解説AI解説
正解 肢3
本問の論点
外貨建て個人年金保険、変額個人年金保険、有期年金、確定年金、終身年金の商品性と保険料の水準を問う問題である。とくに有期年金と確定年金の保険料の比較が論点になる。
正解の根拠
有期年金は、被保険者が生存していることを条件に、一定期間年金が支払われる。確定年金は、被保険者の生死にかかわらず、一定期間年金が支払われる。確定年金の方が年金の支払いが確実であるため、同条件であれば有期年金の保険料は確定年金より安くなる。高くなるとする肢3は誤りである。よって、正解は肢3。
各肢の検討
肢1:適切。円貨で受け取る場合、為替相場によっては受取総額が既払込保険料相当額を下回ることがある。
肢2:適切。変額個人年金保険は、特別勘定の運用実績で年金額や解約返戻金額が変動する。
肢3:不適切。有期年金の保険料は確定年金より安い。
肢4:適切。終身年金の保険料は、女性の方が男性より高い。
一言まとめ
生死を問わず年金が支払われる確定年金の方が、有期年金より保険料は高い。
一問一答各肢の正誤
○肢1外貨建て個人年金保険は、年金を円貨で受け取る場合、為替相場の変動によっては、年金受取総額が既払込保険料相当額を下回ることがある。
外貨建て個人年金保険は、年金を円貨で受け取る場合、為替相場の変動によって受取総額が既払込保険料相当額を下回ることがある。
○肢2変額個人年金保険は、保険料を特別勘定で運用し、その運用実績によって将来受け取る年金額や解約返戻金額が変動する。
変額個人年金保険は、保険料を特別勘定で運用し、運用実績によって年金額や解約返戻金額が変動する。
×肢3個人年金保険(有期年金)の保険料は、被保険者が同年齢で、基本年金額や保険料払込期間、年金受取開始年齢などの契約内容が同一の場合、個人年金保険(確定年金)よりも高くなる。
有期年金は被保険者の生存を条件に年金を支払う期間が限られるため、確定年金より保険料は高くならず、安くなる。
○肢4個人年金保険(終身年金)の保険料は、被保険者が同年齢で、基本年金額や保険料払込期間、年金受取開始年齢などの契約内容が同一の場合、被保険者が女性である方が男性であるよりも高くなる。
終身年金の保険料は、女性の方が長生きの傾向にあるため、男性より高くなる。
出典:日本FP協会 2級ファイナンシャル・プランニング技能検定学科試験 2019年9月 問13 を加工して作成。本サイトは非公式の学習サイトです。
解説は2019年4月1日時点の法令に基づきます。基準日以降の改正が反映されていない場合があります。本サイトの解説は学習補助を目的とし、税務・投資・法律に関する助言ではありません。