リスク管理2021年4月1日時点の法令に基づく出題です
2021年9月 FP2級学科 問12
死亡保障を目的とする生命保険の一般的な商品性に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。なお、記載のない特約については考慮しないものとする。
- 1変額保険(終身型)の死亡保険金は、運用実績に応じて保険金額が変動するが、契約時に定めた保険金額(基本保険金額)は保証される。
- 2収入保障保険の死亡保険金を一時金で受け取る場合の受取額は、年金形式で受け取る場合の受取総額よりも多くなる。
- 3逓減定期保険は、保険期間の経過に伴い所定の割合で保険料が逓減するが、保険金額は一定である。
- 4定期保険特約付終身保険(更新型)は、定期保険特約を同額の保険金額で更新する場合、被保険者の健康状態についての告知や医師の診査が必要であり、その健康状態によっては更新することができない。
正解と解説AI解説
正解 肢1
本問の論点
死亡保障を目的とする生命保険の商品性について、最も適切なものを選ぶ問題である。変額保険、収入保障保険、逓減定期保険、更新型の定期保険特約付終身保険の特徴が問われている。
正解の根拠
変額保険(終身型)は、特別勘定の運用実績に応じて保険金額が増減する。ただし、契約時に定めた基本保険金額は死亡時に最低保証される。この記述に合致する肢1が適切である。よって、正解は肢1。
各肢の検討
肢1:運用実績で変動しつつ基本保険金額は保証されるため、適切。
肢2:一時金で受け取る場合の受取額は、年金形式の受取総額より少なくなるので、不適切。
肢3:逓減するのは保険金額であり、保険料は一定なので、不適切。
肢4:更新型は告知や診査なしで更新でき、健康状態で更新を断られることはないため、不適切。
一言まとめ
変額保険は「死亡保険金は基本保険金額を保証」、逓減定期は「逓減するのは保険金額」と覚えよう。
一問一答各肢の正誤
○肢1変額保険(終身型)の死亡保険金は、運用実績に応じて保険金額が変動するが、契約時に定めた保険金額(基本保険金額)は保証される。
変額保険(終身型)は運用実績に応じて保険金額が変動するが、契約時に定めた基本保険金額は死亡時に保証される。
×肢2収入保障保険の死亡保険金を一時金で受け取る場合の受取額は、年金形式で受け取る場合の受取総額よりも多くなる。
収入保障保険は、一時金で受け取ると年金形式で受け取る場合の総額より少なくなるため、多くなるとする記述は誤りである。
×肢3逓減定期保険は、保険期間の経過に伴い所定の割合で保険料が逓減するが、保険金額は一定である。
逓減定期保険は、保険期間の経過に伴って保険金額が逓減し、保険料は一定であるため、保険料が逓減するとする記述は誤りである。
×肢4定期保険特約付終身保険(更新型)は、定期保険特約を同額の保険金額で更新する場合、被保険者の健康状態についての告知や医師の診査が必要であり、その健康状態によっては更新することができない。
更新型の定期保険特約は、健康状態の告知や医師の診査なしに更新できるため、告知や診査が必要とする記述は誤りである。
出典:日本FP協会 2級ファイナンシャル・プランニング技能検定学科試験 2021年9月 問12 を加工して作成。本サイトは非公式の学習サイトです。
解説は2021年4月1日時点の法令に基づきます。基準日以降の改正が反映されていない場合があります。本サイトの解説は学習補助を目的とし、税務・投資・法律に関する助言ではありません。