金融資産運用2017年10月1日時点の法令に基づく出題です
2018年1月 FP2級学科 問21
経済指標に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
- 1国内総生産(GDP)は、国内で一定期間内に生産された財やサービスの付加価値と海外からの所得の純受取りの合計額である。
- 2景気動向指数は、生産、雇用などさまざまな経済活動での重要かつ景気に敏感に反応する指標の動きを統合し、景気の現状把握や将来予測をするための指標である。
- 3消費者物価指数は、全国の世帯が購入する家計に係る財およびサービスの価格等を総合した物価の変動を時系列的に測定したものである。
- 4全国企業短期経済観測調査(日銀短観)は、全国の企業動向を的確に把握し金融政策の適切な運営のために、統計法に基づいて行われる調査である。
正解と解説AI解説
正解 肢1
本問の論点
経済指標の定義や性格を問う問題である。国内総生産(GDP)、景気動向指数、消費者物価指数、日銀短観の特徴を正確に押さえているかが問われる。
正解の根拠
GDPは、国内で一定期間内に生産された財やサービスの付加価値の合計額である。海外からの所得の純受取りを加えた概念は国民総所得(GNI)であり、GDPとは異なる。肢1はGDPの説明に海外からの所得の純受取りを含めている点で誤りである。よって、正解は肢1。
各肢の検討
肢1:GDPに海外からの所得の純受取りは含まれず、不適切。
肢2:景気動向指数は、生産や雇用など景気に敏感な指標の動きを統合し、景気の現状把握や将来予測に用いる指標であり、適切。
肢3:消費者物価指数は、家計が購入する財やサービスの価格等を総合した物価の変動を時系列で測定したもので、適切。
肢4:日銀短観は、全国の企業動向を把握し金融政策の適切な運営に資する統計調査であり、適切。
一言まとめ
「国内の生産=GDP」「海外からの所得の純受取りを加える=GNI」と区別して覚える。
一問一答各肢の正誤
×肢1国内総生産(GDP)は、国内で一定期間内に生産された財やサービスの付加価値と海外からの所得の純受取りの合計額である。
国内総生産(GDP)は国内で生産された付加価値の合計額であり、海外からの所得の純受取りを加えた概念は国民総所得(GNI)であるため、記述は誤りである。
○肢2景気動向指数は、生産、雇用などさまざまな経済活動での重要かつ景気に敏感に反応する指標の動きを統合し、景気の現状把握や将来予測をするための指標である。
景気動向指数は、生産や雇用など景気に敏感に反応する複数の指標の動きを統合し、景気の現状把握や将来予測に用いる指標であり、記述のとおりである。
○肢3消費者物価指数は、全国の世帯が購入する家計に係る財およびサービスの価格等を総合した物価の変動を時系列的に測定したものである。
消費者物価指数は、全国の世帯が購入する家計に係る財やサービスの価格等を総合した物価の変動を時系列で測定したもので、記述のとおりである。
○肢4全国企業短期経済観測調査(日銀短観)は、全国の企業動向を的確に把握し金融政策の適切な運営のために、統計法に基づいて行われる調査である。
日銀短観は、全国の企業動向を的確に把握し金融政策の適切な運営に資するために行われる統計調査であり、記述のとおりである。
出典:日本FP協会 2級ファイナンシャル・プランニング技能検定学科試験 2018年1月 問21 を加工して作成。本サイトは非公式の学習サイトです。
解説は2017年10月1日時点の法令に基づきます。基準日以降の改正が反映されていない場合があります。本サイトの解説は学習補助を目的とし、税務・投資・法律に関する助言ではありません。