金融資産運用2017年10月1日時点の法令に基づく出題です
2018年1月 FP2級学科 問27
オプション取引に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
- 1コール・オプションは「原資産を売る権利」であり、プット・オプションは「原資産を買う権利」である。
- 2オプションの買い手の損失は無限定であるが、オプションの売り手の損失は、プレミアム(オプション料)に限定されている。
- 3コール・オプション、プット・オプションのいずれも、他の条件が同じであれば、満期までの期間が長いほど、プレミアム(オプション料)は低くなる。
- 4オプションの取引形態には、金融商品取引所に上場されている上場オプション、相対で取引される店頭オプションがある。
正解と解説AI解説
正解 肢4
本問の論点
オプション取引の基本的な仕組みを問う問題です。コールとプットの違い、買い手と売り手の損益の非対称性、プレミアムの決まり方、取引形態の区分が論点になります。
正解の根拠
オプションの取引形態は、金融商品取引所に上場されている上場オプションと、当事者間の相対で取引される店頭オプションに大別されます。肢4の記述はこの区分のとおりで正しい内容です。よって、正解は肢4。
各肢の検討
肢1:コールは原資産を買う権利、プットは売る権利であり、記述は逆なので不適切です。
肢2:買い手の損失は支払ったプレミアムに限られ、売り手の損失が限定されない場合があります。記述は逆なので不適切です。
肢3:満期までの期間が長いほど権利行使の機会が多く、プレミアムは高くなります。「低くなる」は誤りで不適切です。
肢4:上場オプションと店頭オプションがあるという記述は正しく、適切です。
一言まとめ
コールは買う権利、プットは売る権利です。買い手の損失はプレミアムまで、と整理しておけば、肢1と肢2は迷わず消せます。
一問一答各肢の正誤
×肢1コール・オプションは「原資産を売る権利」であり、プット・オプションは「原資産を買う権利」である。
コール・オプションは原資産を買う権利、プット・オプションは原資産を売る権利であり、記述は買う権利と売る権利が逆になっている。
×肢2オプションの買い手の損失は無限定であるが、オプションの売り手の損失は、プレミアム(オプション料)に限定されている。
買い手の損失は支払ったプレミアムに限定され、売り手の損失が限定されない場合がある。記述は買い手と売り手の関係が逆になっている。
×肢3コール・オプション、プット・オプションのいずれも、他の条件が同じであれば、満期までの期間が長いほど、プレミアム(オプション料)は低くなる。
他の条件が同じなら、満期までの期間が長いほど権利行使の機会が増えるため、プレミアムは高くなる。「低くなる」という記述は誤りである。
○肢4オプションの取引形態には、金融商品取引所に上場されている上場オプション、相対で取引される店頭オプションがある。
オプションの取引形態には、取引所に上場されている上場オプションと、当事者間の相対で取引される店頭オプションがあり、記述は正しい。
出典:日本FP協会 2級ファイナンシャル・プランニング技能検定学科試験 2018年1月 問27 を加工して作成。本サイトは非公式の学習サイトです。
解説は2017年10月1日時点の法令に基づきます。基準日以降の改正が反映されていない場合があります。本サイトの解説は学習補助を目的とし、税務・投資・法律に関する助言ではありません。