FP2 / 2019年9月 / 問2公表解答どおり

ライフプランニングと資金計画2019年4月1日時点の法令に基づく出題です

2019年9月 FP2級学科 問2

ライフプランの作成の際に活用される各種係数に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

  1. 1一定の利率で複利運用しながら一定期間、毎年一定金額を受け取るために必要な元本を試算する際、毎年受け取りたい金額に乗じる係数は、資本回収係数である。
  2. 2一定の利率で複利運用しながら一定期間、毎年一定金額を積み立てた場合の一定期間後の元利合計額を試算する際、毎年の積立額に乗じる係数は、年金終価係数である。
  3. 3一定の利率で複利運用しながら一定期間後に目標とする額を得るために必要な毎年の積立額を試算する際、目標とする額に乗じる係数は、減債基金係数である。
  4. 4一定の利率で複利運用しながら一定期間後の元利合計額を試算する際、現在保有する資金の額に乗じる係数は、終価係数である。

正解と解説AI解説

正解 肢1

本問の論点

ライフプランの作成で用いられる各種の係数について、用途と係数名の組合せを問う問題である。「何を求めたいか」と「何に乗じるか」の組合せから、係数を見分けられるかが問われている。

正解の根拠

毎年一定金額を受け取るために必要な元本を求めるときは、毎年受け取りたい金額に年金現価係数を乗じる。資本回収係数は、現在の元本に乗じて毎年の受取額を求める係数であり、用途が逆になっている。よって、正解は肢1。

各肢の検討

肢1:毎年の受取額に乗じて必要な元本を求める係数は年金現価係数であり、資本回収係数とする記述は誤りである。

肢2:毎年の積立額に乗じて将来の元利合計額を求める係数は年金終価係数であり、正しい。

肢3:目標額に乗じて毎年の積立額を求める係数は減債基金係数であり、正しい。

肢4:現在の資金に乗じて将来の元利合計額を求める係数は終価係数であり、正しい。

一言まとめ

「何に乗じるか」で見分ける。毎年の額なら年金終価係数か年金現価係数、現在の元本なら終価係数か資本回収係数、将来の目標額なら現価係数か減債基金係数である。

一問一答各肢の正誤

  1. ×肢1一定の利率で複利運用しながら一定期間、毎年一定金額を受け取るために必要な元本を試算する際、毎年受け取りたい金額に乗じる係数は、資本回収係数である。

    毎年受け取りたい金額に乗じて必要な元本を求める係数は年金現価係数であり、資本回収係数とする記述は誤りである。

  2. ○肢2一定の利率で複利運用しながら一定期間、毎年一定金額を積み立てた場合の一定期間後の元利合計額を試算する際、毎年の積立額に乗じる係数は、年金終価係数である。

    毎年の積立額に乗じて一定期間後の元利合計額を求める係数は年金終価係数であり、記述のとおり正しい。

  3. ○肢3一定の利率で複利運用しながら一定期間後に目標とする額を得るために必要な毎年の積立額を試算する際、目標とする額に乗じる係数は、減債基金係数である。

    目標とする額に乗じて毎年の積立額を求める係数は減債基金係数であり、記述のとおり正しい。

  4. ○肢4一定の利率で複利運用しながら一定期間後の元利合計額を試算する際、現在保有する資金の額に乗じる係数は、終価係数である。

    現在保有する資金の額に乗じて一定期間後の元利合計額を求める係数は終価係数であり、記述のとおり正しい。

出典:日本FP協会 2級ファイナンシャル・プランニング技能検定学科試験 2019年9月 問2 を加工して作成。本サイトは非公式の学習サイトです。

解説は2019年4月1日時点の法令に基づきます。基準日以降の改正が反映されていない場合があります。本サイトの解説は学習補助を目的とし、税務・投資・法律に関する助言ではありません。

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