ライフプランニングと資金計画2021年4月1日時点の法令に基づく出題です
2021年9月 FP2級学科 問2
ファイナンシャル・プランナーがライフプランニングに当たって作成する各種の表の一般的な作成方法に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
- 1個人の資産や負債の状況を表すバランスシートの作成において、株式等の金融資産や不動産の価額は、作成時点の時価ではなく、取得時点の価額で計上する。
- 2ライフイベントごとの予算額は現在価値で見積もり、キャッシュフロー表の作成においてはその価額を将来価値で計上する。
- 3キャッシュフロー表の作成において、住宅ローンの返済額は、金融機関から交付された毎月の返済額が記載された返済予定表に基づき計上する。
- 4キャッシュフロー表の作成において、可処分所得は、「実収入-非消費支出(直接税、社会保険料など)」の算式で計算された金額を計上する。
正解と解説AI解説
正解 肢1
本問の論点
ライフプランニングで用いるバランスシートとキャッシュフロー表の一般的な作成方法を問う問題です。何をどの価額で計上するかが論点です。最も不適切なものを選びます。
正解の根拠
バランスシートは、作成時点の資産と負債の状況を表す表です。そのため、株式等の金融資産や不動産は、取得時点の価額ではなく作成時点の時価で計上します。肢1はこの点が誤りです。よって、正解は肢1。
各肢の検討
肢1:取得時点の価額で計上するとしている点が誤りで、不適切です。
肢2:ライフイベントの予算額は現在価値で見積もり、キャッシュフロー表には将来価値に換算して計上するため適切です。
肢3:住宅ローンの返済額は、返済予定表に記載された毎月の返済額に基づいて計上するため適切です。
肢4:可処分所得は「実収入-非消費支出」で求めるため適切です。
一言まとめ
バランスシートは「今の時価」、キャッシュフロー表は「将来価値」で計上する、と覚えましょう。
一問一答各肢の正誤
×肢1個人の資産や負債の状況を表すバランスシートの作成において、株式等の金融資産や不動産の価額は、作成時点の時価ではなく、取得時点の価額で計上する。
バランスシートは作成時点の資産と負債の状況を表すため、金融資産や不動産は取得時点の価額ではなく時価で計上する。
○肢2ライフイベントごとの予算額は現在価値で見積もり、キャッシュフロー表の作成においてはその価額を将来価値で計上する。
ライフイベントごとの予算額は現在価値で見積もり、キャッシュフロー表には将来価値に換算して計上するのが一般的な作成方法である。
○肢3キャッシュフロー表の作成において、住宅ローンの返済額は、金融機関から交付された毎月の返済額が記載された返済予定表に基づき計上する。
住宅ローンの返済額は、金融機関から交付された返済予定表の毎月の返済額に基づいて計上する。
○肢4キャッシュフロー表の作成において、可処分所得は、「実収入-非消費支出(直接税、社会保険料など)」の算式で計算された金額を計上する。
可処分所得は、実収入から直接税や社会保険料などの非消費支出を差し引いた金額として計上する。
出典:日本FP協会 2級ファイナンシャル・プランニング技能検定学科試験 2021年9月 問2 を加工して作成。本サイトは非公式の学習サイトです。
解説は2021年4月1日時点の法令に基づきます。基準日以降の改正が反映されていない場合があります。本サイトの解説は学習補助を目的とし、税務・投資・法律に関する助言ではありません。