金融資産運用2021年10月1日時点の法令に基づく出題です
2022年1月 FP2級学科 問24
債券のデュレーションに関する次の記述の空欄(ア)、(イ)にあてはまる語句の組み合わせとして、最も適切なものはどれか。デュレーションは、債券への投資資金の平均回収期間を表すとともに、債券投資における金利変動リスクの度合い(金利変動に対する債券価格の感応度)を表す指標としても用いられる。他の条件が同じであれば、債券の表面利率が低いほど、また残存期間が長いほど、デュレーションは(ア)。なお、割引債券のデュレーションは、残存期間(イ)。
- 1(ア)長くなる(イ)と等しくなる
- 2(ア)短くなる(イ)よりも短くなる
- 3(ア)長くなる(イ)よりも短くなる
- 4(ア)短くなる(イ)と等しくなる
正解と解説AI解説
正解 肢1
本問の論点
債券のデュレーションの性質を問う問題である。デュレーションが表面利率や残存期間によってどう変化するか、また利払いのない割引債券のデュレーションが残存期間とどのような関係にあるかがポイントとなる。
正解の根拠
デュレーションは、将来受け取るキャッシュフローの現在価値で加重した平均回収期間である。表面利率が低いほど途中で受け取る利子が少なく、回収が償還時に偏るため長くなる。残存期間が長いほど回収までの期間が延びるため長くなる。割引債券は途中の利払いがなく、償還時に一括して回収するので、デュレーションは残存期間と等しくなる。よって、正解は肢1。
各肢の検討
肢1:適切。(ア)長くなる、(イ)と等しくなる、の組み合わせが正しい。
肢2:不適切。(ア)(イ)ともに誤りである。
肢3:不適切。(ア)は正しいが、割引債券のデュレーションは残存期間と等しく、(イ)が誤りである。
肢4:不適切。(イ)は正しいが、(ア)は「長くなる」が正しい。
一言まとめ
「低クーポン・長期ほどデュレーションは長い」「割引債のデュレーション=残存期間」と覚える。
出典:日本FP協会 2級ファイナンシャル・プランニング技能検定学科試験 2022年1月 問24 を加工して作成。本サイトは非公式の学習サイトです。
解説は2021年10月1日時点の法令に基づきます。基準日以降の改正が反映されていない場合があります。本サイトの解説は学習補助を目的とし、税務・投資・法律に関する助言ではありません。