金融資産運用2022年10月1日時点の法令に基づく出題です
2023年5月 FP2級学科 問24
東京証券取引所の市場区分等に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
- 1東京証券取引所は、プライム市場、スタンダード市場、グロース市場およびTOKYOPROMarketの4つの株式市場を開設している。
- 2日経平均株価は、プライム市場に上場している銘柄のうち、時価総額上位225銘柄を対象として算出される株価指標である。
- 3プライム市場における上場維持基準は、株主数や流通株式数等において、スタンダード市場およびグロース市場よりも高い数値が設定されている。
- 4グロース市場に上場している銘柄であっても、プライム市場における新規上場基準等の要件を満たせば、所定の手続きにより、プライム市場に市場区分の変更をすることができる。
正解と解説AI解説
正解 肢2
本問の論点
東京証券取引所の市場区分の構成、上場維持基準、市場区分の変更、そして日経平均株価の対象銘柄の選び方について問う問題である。
正解の根拠
日経平均株価は、プライム市場に上場している銘柄の中から、市場における流動性や業種のバランスなどを考慮して選定された225銘柄を対象として算出される株価指標である。時価総額の上位から順に225銘柄を選ぶものではないため、肢2は誤りである。よって、正解は肢2。
各肢の検討
肢1:東京証券取引所は、プライム市場、スタンダード市場、グロース市場およびTOKYOPROMarketの4つの株式市場を開設しており、適切。
肢2:日経平均株価の対象は時価総額上位225銘柄ではなく、流動性等を考慮して選定された225銘柄であり、不適切。
肢3:プライム市場の上場維持基準は、株主数や流通株式数等において、スタンダード市場およびグロース市場よりも高い数値が設定されており、適切。
肢4:グロース市場の上場銘柄でも、プライム市場の新規上場基準等の要件を満たせば、所定の手続きにより市場区分の変更ができ、適切。
一言まとめ
日経平均株価は「プライム市場から選定された225銘柄」が対象であり、「時価総額上位」という言い回しはひっかけと覚える。
一問一答各肢の正誤
○肢1東京証券取引所は、プライム市場、スタンダード市場、グロース市場およびTOKYOPROMarketの4つの株式市場を開設している。
東京証券取引所はプライム市場、スタンダード市場、グロース市場およびTOKYOPROMarketの4つの株式市場を開設しており、記述どおりである。
×肢2日経平均株価は、プライム市場に上場している銘柄のうち、時価総額上位225銘柄を対象として算出される株価指標である。
日経平均株価はプライム市場上場銘柄から流動性や業種のバランスなどを考慮して選定された225銘柄を対象とし、時価総額上位の銘柄を選ぶものではない。
○肢3プライム市場における上場維持基準は、株主数や流通株式数等において、スタンダード市場およびグロース市場よりも高い数値が設定されている。
プライム市場の上場維持基準は、株主数や流通株式数等においてスタンダード市場およびグロース市場よりも高い数値が設定されており、記述どおりである。
○肢4グロース市場に上場している銘柄であっても、プライム市場における新規上場基準等の要件を満たせば、所定の手続きにより、プライム市場に市場区分の変更をすることができる。
グロース市場の上場銘柄でも、プライム市場の新規上場基準等の要件を満たせば、所定の手続きによりプライム市場へ市場区分を変更できる。
出典:日本FP協会 2級ファイナンシャル・プランニング技能検定学科試験 2023年5月 問24 を加工して作成。本サイトは非公式の学習サイトです。
解説は2022年10月1日時点の法令に基づきます。基準日以降の改正が反映されていない場合があります。本サイトの解説は学習補助を目的とし、税務・投資・法律に関する助言ではありません。