金融資産運用2022年10月1日時点の法令に基づく出題です
2023年5月 FP2級学科 問23
債券のデュレーションに関する次の記述の空欄(ア)、(イ)にあてはまる語句の組み合わせとして、最も適切なものはどれか。デュレーションは、債券への投資資金の平均回収期間を表すとともに、債券投資における金利変動リスクの度合い(金利変動に対する債券価格の感応度)を表す指標としても用いられる。他の条件が同一であれば、債券の表面利率が(ア)ほど、また残存期間が長いほど、デュレーションは長くなる。なお、割引債券のデュレーションは、残存期間(イ)。
- 1(ア)高い(イ)と等しくなる
- 2(ア)低い(イ)よりも短くなる
- 3(ア)高い(イ)よりも短くなる
- 4(ア)低い(イ)と等しくなる
正解と解説AI解説
正解 肢4
本問の論点
デュレーションが債券の表面利率によってどう変化するか、また割引債券のデュレーションが残存期間とどのような関係にあるかを問う問題である。
正解の根拠
デュレーションは、債券から受け取るキャッシュフローの回収時期を、その現在価値で加重平均した期間である。表面利率が低いほど途中で受け取る利息が少なく、満期の償還金の比重が大きくなるため、デュレーションは長くなる。また、割引債券は途中の利払いがなく、満期に償還金を受け取るだけなので、デュレーションは残存期間と等しくなる。したがって(ア)低い、(イ)と等しくなる、の組み合わせが適切である。よって、正解は肢4。
各肢の検討
肢1:(イ)は正しいが、表面利率が高いほどデュレーションは短くなるため(ア)が誤りで、不適切。
肢2:(ア)は正しいが、割引債券のデュレーションは残存期間と等しくなるため(イ)が誤りで、不適切。
肢3:(ア)(イ)ともに誤りで、不適切。
肢4:(ア)低い、(イ)と等しくなる、のいずれも正しく、適切。
一言まとめ
表面利率が低いほど、残存期間が長いほどデュレーションは長く、利払いのない割引債券はデュレーションと残存期間が等しいと覚える。
出典:日本FP協会 2級ファイナンシャル・プランニング技能検定学科試験 2023年5月 問23 を加工して作成。本サイトは非公式の学習サイトです。
解説は2022年10月1日時点の法令に基づきます。基準日以降の改正が反映されていない場合があります。本サイトの解説は学習補助を目的とし、税務・投資・法律に関する助言ではありません。