リスク管理2018年4月1日時点の法令に基づく出題です
2018年9月 FP2級学科 問11
個人年金保険の一般的な商品性に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
- 1一時払変額個人年金保険は、特別勘定の運用実績に基づいて将来受け取る年金額等が変動するが、死亡給付金については基本保険金額が最低保証されている。
- 2保証期間のない有期年金では、年金受取開始後、契約時に定めた年金受取期間中に被保険者(=年金受取人)が死亡した場合、被保険者の相続人が残りの年金受取期間分の年金現価を一時金で受け取ることができる。
- 3確定年金では、年金受取開始日前に被保険者(=年金受取人)が死亡した場合、死亡給付金受取人が契約時に定められた年金受取総額を死亡給付金として受け取ることができる。
- 4終身年金では、被保険者が同年齢で、基本年金額や保険料払込期間、年金受取開始年齢など契約内容が同一の場合、保険料は男性の方が女性よりも高くなる。
正解と解説AI解説
正解 肢1
本問の論点
個人年金保険の商品性について、変額型、有期年金、確定年金、終身年金それぞれの死亡時の給付と保険料の違いを問う問題である。年金の種類ごとに給付の仕組みを区別できるかがポイントとなる。
正解の根拠
一時払変額個人年金保険は、特別勘定の運用実績に応じて将来の年金額等が増減する商品である。一方、死亡給付金については基本保険金額が最低保証される仕組みが一般的である。したがって肢1の記述は正しい。よって、正解は肢1。
各肢の検討
肢1:適切。死亡給付金に最低保証がある。
肢2:不適切。保証期間のない有期年金は、受取期間中に被保険者が死亡すれば年金の支払が終了し、残りの期間分を一時金で受け取ることはできない。
肢3:不適切。確定年金で年金開始前に死亡した場合、死亡給付金は一般に既払込保険料相当額であり、年金受取総額ではない。
肢4:不適切。終身年金は平均余命の長い女性の方が受取期間が長くなるため、保険料は女性の方が高くなる。
一言まとめ
死亡時の給付は、変額は最低保証、確定年金は既払込保険料相当額、保証のない有期年金は支払終了と整理して覚える。
一問一答各肢の正誤
○肢1一時払変額個人年金保険は、特別勘定の運用実績に基づいて将来受け取る年金額等が変動するが、死亡給付金については基本保険金額が最低保証されている。
一時払変額個人年金保険は運用実績で年金額等が変動するが、死亡給付金は基本保険金額が最低保証される仕組みである。
×肢2保証期間のない有期年金では、年金受取開始後、契約時に定めた年金受取期間中に被保険者(=年金受取人)が死亡した場合、被保険者の相続人が残りの年金受取期間分の年金現価を一時金で受け取ることができる。
保証期間のない有期年金は、受取期間中に被保険者が死亡すると年金の支払が終了し、残りの期間分を相続人が一時金で受け取ることはできない。
×肢3確定年金では、年金受取開始日前に被保険者(=年金受取人)が死亡した場合、死亡給付金受取人が契約時に定められた年金受取総額を死亡給付金として受け取ることができる。
確定年金で年金開始前に被保険者が死亡した場合の死亡給付金は、一般に既払込保険料相当額であり、年金受取総額ではない。
×肢4終身年金では、被保険者が同年齢で、基本年金額や保険料払込期間、年金受取開始年齢など契約内容が同一の場合、保険料は男性の方が女性よりも高くなる。
終身年金は平均余命の長い女性の方が受取期間が長くなるため、同条件なら保険料は男性より女性の方が高くなる。
出典:日本FP協会 2級ファイナンシャル・プランニング技能検定学科試験 2018年9月 問11 を加工して作成。本サイトは非公式の学習サイトです。
解説は2018年4月1日時点の法令に基づきます。基準日以降の改正が反映されていない場合があります。本サイトの解説は学習補助を目的とし、税務・投資・法律に関する助言ではありません。