ライフプランニングと資金計画2023年10月1日時点の法令に基づく出題です
2024年1月 FP2級学科 問9
下記<A社の貸借対照表>に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。なお、A社の売上高は年間7.5億円であるものとする。<A社の貸借対照表>(単位:百万円)科目金額科目金額(資産の部)(負債の部)流動資産流動負債現金及び預金200買掛金30売掛金20短期借入金170商品20流動負債合計200流動資産合計240固定負債固定負債合計220固定資産負債合計420固定資産合計360(純資産の部)株主資本資本金100利益剰余金80純資産合計180資産合計600負債・純資産合計600

- 1A社の自己資本比率は、30%である。
- 2A社の流動比率は、120%である。
- 3A社の総資本回転率は、0.8回である。
- 4A社の固定比率は、200%である。
正解と解説AI解説
正解 肢3
本問の論点
貸借対照表と売上高から、自己資本比率・流動比率・総資本回転率・固定比率の4つの財務指標を求め、記述の正誤を判定する問題である。各指標の分子と分母を取り違えずに計算できるかが問われている。
正解の根拠
総資本回転率は「売上高÷総資本」で求める。売上高7.5億円は750百万円であり、総資本(負債・純資産合計)は600百万円であるから、750÷600=1.25回となる。記述の0.8回は総資本を売上高で割った逆数の値であり、不適切である。よって、正解は肢3。
各肢の検討
肢1:自己資本比率=純資産合計180÷総資本600=30%であり、適切。
肢2:流動比率=流動資産合計240÷流動負債合計200=120%であり、適切。
肢3:総資本回転率は1.25回であり、0.8回とする記述は不適切。
肢4:固定比率=固定資産合計360÷自己資本180=200%であり、適切。
計算過程
総資本回転率=売上高÷総資本=750百万円÷600百万円=1.25回。固定比率=固定資産÷自己資本=360百万円÷180百万円=200%。
一言まとめ
回転率は「売上高÷総資本」、固定比率は「固定資産÷自己資本」のように、分子と分母に何を置くかを式の形で覚え、逆転させないよう注意する。
出典:日本FP協会 2級ファイナンシャル・プランニング技能検定学科試験 2024年1月 問9 を加工して作成。本サイトは非公式の学習サイトです。
解説は2023年10月1日時点の法令に基づきます。基準日以降の改正が反映されていない場合があります。本サイトの解説は学習補助を目的とし、税務・投資・法律に関する助言ではありません。